甲子園 阪神X巨人 10回戦

トリすべる

雨で2試合流れた後のオールスター前最終戦
上原と福原の投げ合い。
息詰まる投手戦。点が入る予感すらないゼロ更新。
こういう展開は得てして一発で決まるもの。
そんな雰囲気を携えて迎えた7回の金本の打席。
打った瞬間、いった!と思えるような完璧に捕らえた打球は引っ張り込みすぎ大きく切れるファール。
しかしさすがの金本すぐ修正しライト前へ。
続くシーツの打席ツースリーになったとこで金本スタート。
結果三振ゲッツーとなったけど点を取りにいこうという意志が現れていて良い攻めだった。


8回ビシャッと3人で締めてよい流れ。
先頭鳥谷がセンター前を好走塁でツーベースに。
矢野がきっちり送って一死三塁。
関本が迷わず初球を叩きセンターフライ。
微妙な飛距離だが思い切ってゴー!
返球がマウンドで跳ね鳥谷生還!

こうなったらこっちのものと球児投入。
前半戦を総括するような剛速球。
キムタク、ヨシノブをまともにスイングすらさせない完璧な三振。
一発警戒の場面で慎重になりイを歩かせるがジョージを三振に。


福原は七連勝。こんなにいいピッチャーだったんだ。
相変わらず援護はないが。
球児も磐石の出来だし気持ちの良い試合で前半戦を締めくくれた。
首位中日と1.5ゲーム差。いい距離だ。